お子さんに「掃除をお手伝いしたい！」と言われることが増えて、どうしようか考えていませんか？どんな掃除のお手伝いなら子供でもできるのか、そして注意するべきことはあるのか知っておきたい方が多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、子供にもお手伝いできる掃除5つと、掃除させるときのポイントを紹介します。

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掃除の手伝いは何歳から？

お手伝いデビューは1歳や2歳で迎える子供もいますが、自分からやりたいと言っていろいろチャレンジしたがるようになるのは3歳や4歳からの子供が多いです。また、家族の一員として役割分担した掃除をしっかり行えるようになるのは、7歳くらいからという子が多いでしょう。簡単なお手伝いから少しずつできることを増やすのがおすすめです。

掃除の手伝いのメリット

子供にお手伝いをさせると、達成できた喜びからの「自立心」や、褒められたこと、家族の一員として認められたと感じることによる「自己肯定感」を育みます。特に1歳や2歳などの幼いころは遊びや親子のコミュニケーションになるでしょう。

 

またお手伝いを遊びではなく役割として奮闘するようになってくると、責任感の強さも育まれます。さらに、お家がどう汚れるかやどうすれば綺麗に保てるかなどを知ることで、将来家事ができる大人へ育つ助けになる可能性もあります。

子供にもできる掃除の手伝い5選

ここからは、子供にお願いできる掃除の手伝いを5種類紹介していきます。

雑巾での拭き掃除

雑巾を使った簡単な拭き掃除なら、1歳や2歳の子供でもお手伝いできます。床の一部の雑巾掛けや、届く範囲での窓掃除を任せてみてはいかがでしょうか。ローテーブルの上を拭くのもお手伝いできそうです。フローリングワイパーを使うのは4歳などもう少し大きくなってからにしましょう。

玄関のはき掃除

ほうきを使う掃き掃除も簡単なお手伝いのひとつ。3歳くらいからできるでしょう。玄関の中に入ってしまった砂や落ち葉などを集めるようにお願いしてみてください。

フローリングのモップがけ

フローリングワイパーやモップを使うのは4歳くらいからがおすすめ。4歳なら広めのリビングや家中の床を掃除することもできそうです。掃除機の使用は本体の重さなどによりますが、小学校に入ってからくらいが良いでしょう。

お風呂掃除

お風呂掃除はスッキリと掃除の気持ちよさを味わえるお手伝いです。お風呂用洗剤は目に入ったり誤飲したりしたら危険なので使用せず、石鹸やシャンプーで代用してもらいましょう。スポンジでバスタブ内をゴシゴシしたら、お風呂に入って「綺麗に掃除してくれたから気持ちがいいね」と褒めてあげてください。

子供に掃除させる時のポイント

最後に、子供の掃除のお手伝いをさせる時に覚えておきたいポイントを紹介します。

完璧を求めない

7歳くらいになって家族の一員として家事を担うようになるまでは、基本的には完璧に掃除してもらうことを求めてはいけません。後で掃除しなおすことになるだろうな、と思っておきましょう。責任感を育てたいからと完璧にできるまでやらせようとすると、お手伝いや掃除が嫌いになってしまうかも。パパ・ママの負担が増えてしまいますが、まずは楽しく遊びの延長でさせてあげてください。

すぐに手伝ったり叱ったりしない

うまくできていないからとすぐに手伝ったり、「ちゃんとしなさい！」と怒ったりするのも逆効果。お手伝いをしてママやパパの役に立ちたい、自分もできると褒めて欲しいと思っているはずなので、まずはできるところまでやらせてあげて、褒めてあげてください。

危険性の低い作業かどうか考える

お手伝いをさせる前に考えておきたいのが危険性についてです。例えば前述したように、洗剤は皮膚についたり目に入ったりしたら危険。階段のマップがけも後ろ向きに階段を降りようとして足を滑らせる危険性があります。玄関の外の掃除も、道路に出てしまう可能性があるので大人が近くにいない状態では避けるべきです。

子供にもできる掃除の手伝いを探してみよう

子供にもできる掃除の手伝いを紹介しました。横で見ていたり、後でやり直したりしないといけないので、パパ・ママにとっては少し大変ではありますが、掃除のお手伝いは自立心や自己肯定感、責任感などを育むのを助けます。親子のコミュニケーションにもなるので、危険な道具などには注意しながら、遊びの延長からはじめてみてはいかがでしょうか。