新築の入居前も掃除した方が良いと知っていましたか？新築はできたてのお家だから綺麗だと思いがちですが、実はさまざまな理由で入居前の掃除が必要です。この記事では、新築の入居前に掃除が必要な理由と、掃除するべき場所について紹介します。気になる方はぜひチェックしてください。

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新築でも入居前の掃除が必要な理由

新築だから汚れていないだろう、入居前の掃除が必要なのは賃貸だろう、と思っている方も少なくないでしょう。しかし、新築でも入居前の掃除は必要です。その理由を紹介していきます

引き渡し前にハウスクリーニングをしないことがある

新築の完成時には業者がハウスクリーニングに入ります。その後、不具合が見つかれば補修などが入ったり、内覧会が行われたりした後、引き渡し前に再度クリーニングが入り最終チェックを行うのが理想的です。しかし、予算や時間などなんらかの理由で、引き渡し直前のハウスクリーニングが行われない場合があり、思った以上に汚れていることがあります。

ハウスクリーニング後に汚れることがある

きちんと最終チェック後にハウスクリーニングが入った場合でも、その後入居までに時間が経つとほこりがたまったり、湿気でほこりがベタついたりしていることがあります。

ハウスクリーニングが行き届いてない範囲がある

ハウスクリーニングは通常、掃除できる場所は全て綺麗にします。ところが稀にハウスクリーニング業者の中にもいいかげんなところがあるようで、工事で出た木くずや汚れが残っている場合があります。目立つ場所だけ綺麗にされている可能性もあるため、自分でも掃除することをおすすめします。

不具合チェックにもなる

入居前に掃除をすることで、内覧のときにはわからなかった不具合に気付くことができます。後でトラブルになるのを防ぐために入居前の不具合は入居前に知っておく方が良いため、掃除は全体をチェックするよい機会になるはずです。

入居前にしておくべき掃除

入居前の掃除は、入居1週間〜前日までにしておくのがおすすめ。できれば荷物の搬入前にも簡単に掃除できればベストです。ここからは入居前にしておくべき掃除を具体的に紹介していきます。

天井・壁

掃除は高いところから低いところの順番に進めるのが基本。天井や壁から始めます。工事中に出た細かい木くずやほこりが付着している場合があるので、濡らしてかたく絞った布で拭くのがおすすめ。壁はクロスの傷やめくれに気を付けながら行いましょう。

窓ふき

窓の掃除はカーテンを付けてからだとやりにくいので、先に行いましょう。窓ガラスを拭き、カーテンレールの上のほこりや、サッシのゴミを取り除きます。季節によっては、この時点で結露対策もしておくのがおすすめです。

備え付けの棚

棚もひととおり拭き掃除しておきます。備え付けの棚も木くずやほこりが溜まっていることが多く、特に高い場所にある棚は見逃しがちです。

キッチンまわり

新品だからとキッチンをそのまま使うのは、衛生的にリスクがあります。コンロやシンクを除菌し、溜まったほこりを掃除しましょう。

お風呂・トイレ

キッチン以外の水回りも簡単に掃除しつつ、水がきちんと流れるか、カビが生えていないかなどを再度チェックすることをお勧めします。使用してから水が出ないなど不具合が見つかると不便です。

床

高いところの掃除が終わったら、最後に床の掃除も必ず行いましょう。一見すると綺麗に見える新築の床ですが、フローリングワイパーをかけると真っ黒になることも。その原因はやはり、ハウスクリーニングで取りきれなかったりその後発生したりした木くずやほこりです。傷や取れない汚れがないかもチェックしてください。

害虫の予防

入居前の掃除と一緒に害虫の予防対策をしておくのもおすすめです。入居してからでないとどれくらい虫が入りやすいのかわからない部分もあるものの、新築でもゴキブリなどの害虫が出ることがあります。くん煙剤を使ったり、排水口の隙間をふさいだり、エアコンホースにキャップをしたりと、できる範囲で対策をしましょう。

新築の入居前は必ず掃除をしよう

新築の入居前の掃除について紹介しました。ピカピカで綺麗なイメージのある新築ですが、工事中に木くずやクロスのり、塗料汚れなどが出て、ほこりも発生するので、結構汚れているものです。ハウスクリーニングでしっかり掃除されていたとしても、入居前に再度掃除することで、より気持ちよく住み始められるはず。新築の入居前は、必ず掃除するようにしましょう。