犬にダニが付く原因とその取り方について解説
近所の草むらや空き地だけでなく、お家の庭や屋内など、私達の日常生活の場にも潜んでいるダニ。「うちの犬は家の中で飼っているから安心」などと思っていたら大間違い!ダニに咬まれて炎症を起こす可能性は残念ながら多分にあります。もし愛犬がダニに咬まれてしまったらどのように対応すればよいか、わかっている人は少ないのではないでしょうか?そこで今回は
- 犬にダニが付いた時の症状
- 犬にダニが付いた時の取り除き方
こういった項目について詳しく解説していきます。自宅で犬を飼っている方は、ぜひ一度目を通しておいてください。
この記事を読むための時間:3分
目次
犬にダニが付くと、どのような症状が出る?
ダニが犬につくと、体の内外に様々な症状が現れます。具体的に解説していきますので、愛犬に少しでも似たような症状が見られたら、動物病院に相談してみましょう。
貧血
犬がダニに咬まれた時に現れる症状は体の表面だけではありません。一度に複数のダニが付着すると、大量の血を吸われることにより貧血になる可能性があります。特に小型犬は体への負担が大きいので、注意が必要です。粘膜が白い、食欲がない、などといった症状が見られたらダニが付着したことによる貧血を疑いましょう。
アレルギー性皮膚炎
犬に付着したダニは、血を吸うために酵素を含んだ唾液を大量に流し、皮膚を溶かします。この唾液がアレルゲンとなり、犬の表皮に炎症による赤みや腫れ、強いかゆみなどを発症させます。犬が何度も同じ場所を舐めたり、噛んだりしていたら、ダニによるアレルギー性皮膚炎を疑いましょう。
ダニ麻痺症
ダニの唾液は表皮にアレルギー性皮膚炎を発症させるだけでなく、その毒性の強さで稀に神経障害さえ引き起こします。これを「ダニ麻痺症」といい、犬が熱を出したり、だるそうな動きをしたりするなど、いつもと様子が違っていたらこの病気を疑い、すぐに動物病院を受診しましょう。
犬についたダニを取り除く方法とは
ダニが犬の皮膚に噛みついておらず、表面を動き回っている状態であれば、ピンセットや目の細い犬専用のコームを使って取り除きましょう。取り除いたダニは粘着テープなどに張り付け、完全に死んだのを確認してから捨ててください。無理に追うと毛の中に逃げ込んでしまい、噛みついてしまう可能性もあります。こうなると手に負えなくなってしまうので、捕獲が困難であると感じたら、ダニの除去剤を使って駆除するのもおすすめです。
また、家の中にもダニが潜んでいるかもしれないので、お部屋のダニ駆除も忘れずに行ってください。
ダニを見つけたら病院に連れて行こう
ダニがすでに犬の皮膚に噛みついているのであれば、それは自分で獲ろうとはせず、そのまま動物病院を受診してください。かみついたダニを無理に取り除こうとすると、口ばしが皮膚の中に残ってしまい、症状が更に悪化する可能性があります。
ダニを予防する方法は?
愛犬にダニが寄生するのを避けるためには、定期的に動物病院を受診し、ダニの駆除薬を投与することを怠らないように心がけましょう。通常は内服薬ですが、内蔵が弱い犬には肩甲骨のあたりから垂らして使用する外用薬もあるので、必要であれば病院に相談してみてください。
また、普段から散歩コースはあまり草が生い茂っていない、ダニのいなさそうな場所を選択することも有効な予防法です。犬が良く過ごすお部屋のダニ駆除も定期的に行いましょう。
まとめ
犬にダニが付着し、噛みついているようであれば自分で獲ろうとはせず、速やかに動物病院を受診してください。仕組みも分からずに無理やり引っ張ってしまうと口ばしが犬の皮膚内に残ってしまう可能性があります。
また、ダニがいそうな草が生い茂った場所を散歩コースから外す、定期的にダニ駆除薬を投与するなどの防止策を徹底して行いましょう。愛犬をダニから守り、いつまでも健康的に過ごせるような環境を維持することは、飼い主の義務でもあります。
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