「もうすぐ我が家に犬が来る！」初めて犬を飼う方にとって、これ以上ワクワクすることはないでしょう。しかし、喜ぶ前に一度冷静になって考えましょう。犬を迎え入れる準備はしっかりできていますか？一緒に生活していくためには様々な用具を準備し、家の中をチェックしておくことが必要です。これを怠ると、迎え入れて早々大パニックになってしまう場合も。

 

今回は犬を初めて飼う際の準備について解説していきますので、まさに今このような瞬間が訪れようとしている方は、この記事を参考に最終チェックをしっかり行ってください！

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犬を飼う前に調べておくこととは？

犬を飼う前に必ずアレルギー検査を受けておきましょう。あくまでも推定ですが、人間の10人に1人は犬や猫に対するアレルギーを持っているといわれています。アレルギーによる症状には個人差がありますが、ひどいと命に関わってしまうことも。飼ってから自分や家族にアレルギーが発覚したのでは、その後の犬の暮らしも大きく左右されてしまいます。

 

最後まで責任もって飼育するのは飼い主の義務。辛い結末にならないためにも、責任を全うするためにも、家族全員のアレルギー検査を強くおすすめします。

犬を飼う前に準備しておくもの

犬を飼う前に準備しておくものについて、全てを把握できている方は意外と少なく、飼ってから「こんなものも必要だったのか！」と考えさせられることもしばしば。万全の状態で迎え入れるために、特に準備しておきたいものを厳選して解説します。

ドッグフード・食器・水入れ

犬を飼うのにまず頭に浮かぶのがドッグフードですよね。しかし、それを入れる器や水入れは意外と忘れられがち。家にある、人間が使用するもので代用する方がいますが、それだと器が不安定になり、落ち着いて食事ができなくなるので、できる限り犬専用の食器と水入れを用意してあげてください。

 

また、ドッグフードはペットショップや動物病院、保護犬を引き取るタイミングで施設のスタッフなどに、どのようなものを選んだらよいか相談するとよいでしょう。

サークル・ケージ・クレート

食事と同じくらい、犬が落ち着く場所を確保することも重要です。テリトリーを確保してあげるといった意味合いで、サークルやケージ、クレートなどを用意してあげましょう。犬にとって家庭内の照明は少しまぶしすぎるので、できれば屋根付きのものをおすすめします。無理な場合は体を潜らせることができる毛布を用意してあげてください。

トイレ

室内飼いが推奨されるようになった昨今においては、家の中にトイレを設置するのが当たり前になっています。幼い犬を迎え入れる際はトイレシートの誤飲を防止するためにも、シートの耐久性には十分気を付けてください。また、男の子は壁に向かって、足を上げておしっこをする習性があるので、壁付のトイレを用意してあげるとよいでしょう。

首輪・リード

犬は必ずお散歩に連れて行かなくてはなりません。その際に必要なのが首輪とリード。最近では狂犬病摂取証明書や登録証明書を付けておくためにも、首輪をつけることが重要視されています。お散歩中に外れてしまうことがないように、サイズには十分気を付けて購入しておきましょう。

犬用タオル・掃除用具

犬を定期的に洗うために専用のタオルやシャンプー、ブラシなどの用具も準備しておく必要があります。人間のものではシャンプーだと刺激が強すぎたり、ブラシだときちんと研げなかったりするので、必ず犬専用のものを用意しましょう。

床材もチェックしよう

犬がお家にやってくる前に、必ず床材のチェックも行いましょう。滑りやすい材質の床だと、家の中で遊んでいる時に、転んでけがをしてしまったり、股関節を痛めてしまったりすることもあり、心身に大きな負担がかかります。滑りにくい材質の床材を使ってリフォームする、もしくは犬を遊ばせる場所にカーペットを敷くなどの対策を講じましょう。

子犬を飼う場合に用意しておくもの

子犬はまだお散歩に行けないので、運動不足を解消するためにもおもちゃを用意してあげるとよいでしょう。おもちゃに夢中になる習性が付くと1人遊びが身に付き、自然とお留守番ができるようになります。また、子犬は何かと病気しがちなので、いざとなったら慌てないように、近所にどういった動物病院があるかはリサーチしておいてください。

まとめ

犬を飼うためには準備するものがたくさんあります。安心して暮らせるようにしっかり前準備を行い、生活環境を整えてから迎え入れましょう。そうすれば、この上ない喜びとたくさんの良い思い出を犬がもたらしてくれるに違いありません。